インド・パキスタン情勢により一時的に飛んでいなかったタイ国際航空(TG)のバンコク-イスラマバード便が7月12日より運行再開のアナウンスが入ってきました。 この春はタイ国際航空の利用ができないためにパキスタンへ行けないお客様もいらしたので、今度こそ、飛んでほしい! 6月時点でタイ国際航空に連絡をとってみたところ、「予約はできますが7月15日以降も引き続き運行がないのか、再開になるか不明です」といわれたし。 一方、少し前に同様に運行が止っていたパキスタン航空(PK) 成田-イスラマバード便も運航を再開したため、ホッとしたのに、なぜだかほとんどの航空券サイトで予約ができない、とお客さまから悲鳴のメール。 こんなことをしている間にもパキスタン北部のホテルはどんどん予約で埋まっていくので、戸惑いも多い夏本番前となりました。 今のところ、弊社のお客様は、PKとCAのご利用。 運行再開が決まり、再びTGのお客様が増えるでしょうか。JALも将来的に飛ぶかもしれないという噂もチラッと。本当になったら嬉しいですね。 ![]() ▲
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| 2019-07-07 02:42
| パキスタンあれこれ
![]() この写真はちょっと面白かったので、お客様のお背中ショットを使わせていただきました。フンザ藩王の元居城からフンザの景色を眺める親子・姉妹のNさまでした。家族でお越しいただくのは、私共にとって本当に嬉しいことです。 さて、2シーズン前から、パキスタン国内客の、まさに言葉でいうなら激増!で、思うようにフンザの部屋が取れない事態が発生しております。ひどい話ですと、お客さまが廊下で寝ていた、みたいな話も聞かないではありません(ホテルがダブルブッキングしていたそうです)。こんな状態ですので、シーズン中は早めにホテルを押さえようと思ったりしております。 今年は、4年連続でお越しになるお客様も決定し、じわ~と嬉しい新年でした。 先週あたり、大雪がどっさり降ったフンザでまだまだ春は先ですが、待ち遠しい春・夏になりそうです。 パキスタン旅行会社・取材コーディネーション シルクロード・キャラバンHPはこちら ▲
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| 2017-02-19 01:36
| パキスタン北部あれこれ
今日は、パキスタンとその周辺諸国で、蝶々の採取をされてみたいというお客様のお話を伺いに、社長が打ち合わせに出かけて行きました。
今夏は、自転車ツアーのお手伝いなど、一般的な旅行ではない内容もありました。 (次は、キャメル・サファリ(ラクダのサファリ)なんか手配してみたいなぁ)と思っていたら、蝶々! そういえば、パキスタン北部には時々、珍しい蝶々を求めて、ヨーロッパ方面などからお客様がお見えになるのです。 兼ねてより欲しかったものの、あまりの高価にこの10年間、指をくわえて見ているしかなかった『カラコルム・ヒンズークシュ登山地図』(宮森常雄・雁部貞夫著 ナカニシヤ出版)を最近、ある経緯から入手することができて(Tさんに感謝!)、るんるんで打ち合わせ前に眺めていたのですが、この世界に稀有な素晴らしい地図にも載っていない場所がお客様のご希望だったようで・・。 ![]() さて、来年はどんな2013年になるでしょう! ▼パキスタン旅行会社・取材コーディネーション シルクロード・キャラバンHPはこちら ▲
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| 2012-11-09 14:38
| パキスタン北部あれこれ
以前、弊社を使ってくださったお客様が、ふいに久しぶりにメールを下さり、ご旅行された折の写真を送って下さいました。
こんな風に、お客様との関係が続くのが弊社の仕事の嬉しい点のひとつです。 送っていただいた中から一枚アップします。 彼女は、夫ベーグのいとこ、ムサラット。 夫の顔とは人種さえ違うと思えるほど違うのに、夫の父の姉の娘なのです。 ![]() 私が嫁いだ直後、彼女は白内障で目がよく見えないうちのお婆ちゃんの面倒を見ていたため、私もこの年下のいとこに、よくご飯く作ってもらい食べていたものです。 最初、彼女に会ったとき、その吸い込まれそうな瞳に心を奪われました。いわゆる美人とは違うのかもしれないのだけれど、日々の生活の中に美しく歳を重ねているのね。 我が家にはムサラットが思春期だった頃、むらさきの花咲く草原に彼女が花束を抱えて立っている写真があります。それは今も私の宝物の一枚。(これとて、草原といっても牧草地で、それも労働に1シーンなのですが・・・)。 裁縫が大好きだったムサラットがミシンに向かっている姿を見るのは、微笑ましいな。 今日も家事、家畜の世話、畑を耕し、舅姑の面倒、育児、やってもやっても終わらない仕事の合間を見つけて、刺繍したり、洋服を縫ったりしているのでしょう。 ▼パキスタン旅行会社・取材コーディネーション シルクロード・キャラバンHPはこちら ▲
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| 2012-04-25 14:14
| フンザ
弊社HPの写真ギャラリーをたくさん更新しているところです。
(ご覧下さい。こちらです)。 この写真はその中の1枚です。嫁ぎ先パスー村の、このアズィーズ坊やは、私の最初の子どもと同じ年です。 私がパスー村に赤ん坊を連れてしばらく暮らしていたある日、アズィーズの家に遊びに行きました。 ![]() それでもお茶飲み話をしていると、この母親、ギョーテンするような発言をしました。 「さーて、まだまだこれから産むわよ!!!」と。 それは肥立ちが良くなく、貧血でフラフラしている人の発言とはとても思えず。しかしそれは力強いものでした。そして、豪快に笑っていました。 たしかにまわりは平均しても5人程度産むわけですから、 (まだまだこれからよ~!)という感じなのでしょうか。 フンザの女性はすごい。 また、なんと申しましょうか、パキスタン全体にも言えることですが、彼らの子ども好きのその愛は、限りなく濃く深い。 こうしてアズィーズの成長を見る度に、アズィーズにそっくりで、しかも痩せっぽっちの彼の母親を思い出すのです。 その時、キャーキャー言いながら、ひよひよに小さい私の子どもとアズィーズを並ばせて、写真を撮ったことが懐かしく思い出されます。 このスナップは、その後のアズィーズ4歳。うちの子どもも学校に通っていたので、授業を見学させてもらっていた時のひとコマです。 そして今は、8歳の少年になっているアズィーズ。会いたいな。 ▼パキスタン旅行会社・取材コーディネーション シルクロード・キャラバンHPはこちら ▲
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| 2011-12-12 03:05
| パキスタン北部あれこれ
日本の子どもをお持ちのお母さん、あるいはある年齢より上の方ですと、ポリオ(小児麻痺)と言われれば、ピンと来るものがあるかも知れません。
日本では現在、ほとんどなくなった病気ですが、世界にまだポリオが根絶できずにいる国がいくつかあって、その中のひとつがパキスタンなのです。 パキスタンの子どもたちのポリオ・ワクチンは、これまでも日本政府からの寄付によってまかなわれてきました。今後、更にパキスタンからポリオをなくすために、日本から外交視察団がこの度、お越しになり、弊社ではその同行記録撮影の仕事をしました。 パキスタンは大きな国ですから、私の首都イスラマバードの家でも、フンザの家でも、ポリオと言われてさほどピンと来ません。それでも日本に比べれば、この病気になり、生涯不自由な生活を余儀なくされる方もたくさんいることは知っています。 そして、今も、いくつかの地域(田舎)でポリオが発生し、時々、現地のニュースにもなっています。パキスタン大洪水の折には、体が不自由な故、援助物資を取りにいけなかったり、という話も聞きました。 ![]() ~いつまでも、こんな輝く瞳でいてほしい~ (みんな、一張羅を来ている、可愛いナ) これから世界のポリオ根絶に向けて、パキスタンに関しては社団法人日本グローバルヘルス協会さんがイニシアチブを取り、ビル・ゲイツ財団の協力を得て、官民一体となって取り組んで下さると言うことです。 ---10月24日は世界ポリオ・デー--- これからこの日に向けて、メディアでポリオに関する話を目にされるかも知れません! ▼パキスタン旅行会社・取材コーディネーション シルクロード・キャラバンHPはこちら ▲
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| 2011-09-28 18:05
| パキスタンあれこれ
この週末、日本連絡事務所のある湘南地域のある海岸で、海開きがありました。
ビーチ・クリーン活動、ビーチ・フラッグ大会とイベントもにぎやかでした。 私は、近所の家族とともに子どもを連れて行ったのですが、この近所のご主人は、K2を無酸素で登頂したTさん。 そしてTさんの妻ユウミさんは、教育的側面を中心に子どもたちを野外学校~山などで育てている人。今や、”生きること””食べること””育てること””私たちが山でお客さまたちにサポートさせていただくにあたっての、その世界感”を共有する強力な同志です。 でも、カラコルムのベース・キャンプやイスラマバードのオフィスでなく、ここ湘南で語り合っている不思議。 そして今度は、海の近所を歩いていてバッタリ会ったのが、ママ友のナオミさん。ナオミさんは以前、『山と渓谷社』の編集者だった人。私自身も元編集者ですが、こんなところで今は子育て仲間をしている不思議。そしてナオミさんのお連れは、パタゴニアの人。どこにいても、パキスタンの山まわりで出会っているような人とつながる不思議。 ということで、元ヤマケイのナオミさんに、K2サミッターのTさんを紹介し、楽しく過ごした真夏の海開きの一日。 結局どこにいても、私にとっては精神的にパキスタンの山とつながっている生活なんだなー、と可笑しくなってしまった一日でした。 ▼パキスタン旅行会社・取材コーディネーションシルクロード・キャラバンHPはこちら ▲
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| 2011-07-11 14:37
| パキスタンあれこれ
今日は海外出張清算の作業を後回しにしたくて、ブログに向かってしまいました('_')
アフガンのアフガニ通貨から円へ。パキスタンのルピーから円へ。 ややこしい。 今週に入り、映像・雑誌取材が一段落して、本格的な夏のツアーの時期になりました。 私が忙しいのは基本的にはお客様のご出発まで。今、最終ご案内作りが続いています。 * さて、たまにはパキスタン話からちょっと脱線しますね。 昨日は仕事を棚上げにして、子どもの小学校関連・講演会へ。 小学校の同じ保護者に、女性宇宙飛行士の山崎直子さんがいらっしゃるのです。 その山崎さんの講演~宇宙の話を、聞いて参りました。 宇宙の話、夢を実現することとご家庭の両立、実にさまざまなテストや訓練、国際宇宙ステーションでの重要なタスクの数々、個人的に試みられた宇宙での小さな実験etc.。 私たちが知ることのない果てしない宇宙の話から働くお母さんとしての身近な感情まで、1時間半、淀みなく、皆さんご存知のあのにこやかな笑顔でお話になっていらっしゃいました。 夢を実現されるまでの長い長い道のり、そのずば抜けた身体能力や頭脳・・・まったくため息が出そうですが、母としては私たちと変わりない一面も感じさせていただきました。 体育館は保護者の熱気むんむん(ほとんどがお母さんたち)~、熱い鎌倉の小学校での昼下がりでした。 ▼パキスタン旅行会社・取材コーディネーションシルクロード・キャラバンHPはこちら ▲
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| 2011-07-06 17:00
| パキスタン北部あれこれ
弊社がリサーチ協力した番組がテレビ東京で放映になります。
よろしかったら、ご覧下さいませ。 ++++++++++++++++++++++++++ 番組名 : 「仰天クイズ!珍ルールSHOW」 日 時 : 5月24日(火)夜7:54 - 8:54 テレビ局 : テレビ東京 ++++++++++++++++++++++++++ 私たち日本人から見ると、哀しいパキスタンの風習。 バラエティー番組の中で、真面目に取り上げて下さるというお話でしたが、 さてどうなっているでしょうか。 司会はタカ アンド トシ! ▼パキスタン旅行会社・取材コーディネーションシルクロード・キャラバンHPはこちら ▲
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| 2011-05-24 12:26
| パキスタンあれこれ
3月11日が忘れられない日となってしまいました。
ショックが大きく、筆が取れない日々でした。 東北で被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。 被災され、ご家族やお家を失くされたみなさま、避難生活を余儀なくされていらっしゃるみなさまのご心中、お察しして余りあるものがあり・・一緒に涙するぐらいしかできません。 昨日もここ関東の地より、住人の去った地域で餓死する牛たちの映像を見て、また泣いてしまいました。 「復興への道」といった番組が虚しく移ります。 被災地では、みなさん、まだがれきの中を思い出の品を探しているというのに。 地震の日当日は、弊社本社イスラマバードの電話に、パキスタン親戚・友人たち、あるいは欧州や近隣諸国の知り合いたちからお見舞いコールが一晩中、かかってきました。 世界の目が日本への深い同情、なんとか日本を救ってあげたい、という気持ちで包まれていたように思えます。 地震・津波は自然災害ですが、原発は今だ終息の糸口すら見えない人災。 私も2児の母として、福島を中心とする東北の方たち、特に妊婦さん・乳幼児・子どものことが何より気がかりで、毎日毎日、ネットを中心に情報収集していました。 福島の子どもたちを、20ミリ・シーベルト/年限度まで学校へ通わせるという措置は、ドイツの原発作業員の方たちと同程度の被爆を認めるということで、信じられない気持ちでいっぱいです。 911をパキスタンで経験し、あの時、あれ以上の成り行きが起きると思っていなかったのですが、今回の311以降で、再び、今までの生活を根本から変えてしまうほどの衝撃を持って受け止めています。 今回、パキスタンを通じて知り合って来た日本の方たちが、次々と被災地への医療支援・物資支援などに行かれていて、報告のお話を聞かせてくれます。 関東は元より、西日本でも自粛ムードで困っているとも聞きます。 東北・関東の方に比べると、「ピンとこない」という声もよく聞くのですが、それでもあらゆることが自粛ムードなのだとか。 ホテル業では外国人のキャンセルが続出し、困っていらっしゃるご様子。こういうホテルのオーナーさんにご相談して、空いているお部屋で被災地あるいはそのドーナツ圏の被災者あるいは被爆を不安に思う母子などのための長期格安プランなどを作っていただいたりしてみました。 ▼パキスタン現地旅行会社・取材コーディネーションシルクロード・キャラバンHPはこちら ▲
by silkroad_caravan
| 2011-04-20 16:32
| パキスタンあれこれ
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弊社は
シルクロードキャラバン社 現地旅行会社& 取材・コーディネーション パキスタン政府ライセンスNo.889 PAKISTAN, AFGHAN テレビ雑誌取材/リサーチ/ 通訳/版権交渉/ NGOロジスティクスサポート 旅行業: フンザの旅/ パキスタン北部トレッキング /仏教の道/ガンダーラ/ シルクロード/世界遺産/時々イランや中央アジアも 代表アミン・ウラー・ベーグ Tel: 046-875-1686 タグ
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