ラホール取材その1 ~ラホールを観ずして、なにを観る~
 弊社が取材コーディネートさせていただいた NHK BS-1 ドキュメンタリー『アジア大回廊 ~中国からパキスタンへ2万キロを行く』第5話~国境の道・友好の道~が一昨日、放映になりました。アジアの新しい物流の大動脈を、中国からパキスタンまで10ヶ国、陸伝いに取材した内容でした。ご覧になられた方、いらっしゃるでしょうか。

 今回のパキスタン部分の撮影は、主にラホールでおこなわれましたので、番組テーマとは離れますが、撮ってきたラホール名所旧跡の写真を何枚かお見せいたします。
 パンジャーブ州の州都であるラホールは、古都として知られており、歴史の香りを今もそのまま残す、南アジアで最も美しい街といわれます。タイトルにも書いた通り~ラホールを観ていない人は、何も観ていない人に等しい~と形容されるほどです。
 世界中の首脳やVIPが訪れる時も、イスラマバードが首都にもかかわらず、国際線をラホールからアクセスされ、この美しい都に滞在されることが多いのです。 
 文化の都でもあるラホールですが、それは歴史的にということだけでなく、現在もあらゆる絵画、音楽、文学、映画などのアート・シーン、ファッションやトレンドも、この街から発信され続けているのです。つい目がいってしまうのが、女性達がおしゃれで颯爽としていることですよね! その姿は、オフィスやホテルなどワーキング・シーンでもよく目にします。
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 ラホール取材その1 ~ラホールを観ずして、なにを観る~_d0106555_18134652.jpgバードシャーヒー・モスク 17世紀にムガール帝国の皇帝の命により建てられました。世界有数の規模を誇り、10万人が一度に礼拝できます。昼間、素晴らしいのはもちろん、夜空に浮かび上がるその荘厳なる姿も、忘れがたい美しさといえましょう。

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ラホール駅/パキスタン全土、また国境を越えてインド、デリー行きの列車が発着します。観光客も、駅を見るためだけに訪れます→


↓ラホール市庁舎もこの美しさ
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    ラホールは”パキスタンの心”なのです
   ↓ラホール城のアーラムギーリ門
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 ラホーリーはパンジャーブにありながらも、パンジャーブのアイデンティティというよりは、ラホール独自のアイデンティティ、誇り、自由な心を持っています。それは強烈なもので、老人から若者まで等しく、我が街ラホールに誇りにしている、と。そしてそのラホーリーのメンタリティーは、実に解放的で、ゲストを歓待する心をいつも持っているのだそうです。

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# by silkroad_caravan | 2007-05-08 18:06 | パキスタンあれこれ
 お見合いならず~ サドルディーンのフンザあんず便り
 友人のサドルディーンが、フンザからイスラマバードに戻ってきました。彼は同業者で、今回は、仕事で日本のNGOをスカルドにお連れしてきたそうです。
 サドルから日本のみなさんへのメッセージは以下のとおりです。「今年も美しいあんずの花がフンザの谷を染めていました。珍しかったのは、あんずの花咲く谷に雪が降る、という1シーンもあったことです。それは幻想的な風景だったそうです。
 名残り雪は日本でも時々、降るそうですね。われわれフンザ人は、慶事に、肩の上に小麦をほんの少しのせて祝う風習があるのですが、これと同じく、白いもの~雪がこの時期、降りてくるのは、良いことが起きる前兆と考える習慣があるんですよ」。
 お見合いならず~ サドルディーンのフンザあんず便り_d0106555_42387.jpg

さて、ニュース その1: みなさんがサンライズ・ツアーに行かれるドゥイカルまでの道は、これまでジープしか登っていけないオフロードでしたが、今年から乗用車でも登れる道路に生まれ変わります。楽になりますよ。
ニュース その2: アルティット城ですが、昨年に続きアガ・ハーン財団による修復作業をおこなっています。観光客のみなさんが訪れることができるのは、2008年になりそう。
ニュース その3: 雪に閉ざされていたパキスタン・中国国境クンジュラーブ峠(4,700m)が5月1日にオープンしました。遅れることなく例年通りです。旅行者の車や、荷物を満載したトラックが往来し始めています」。

 サドルディーン(Sadruddin)は、欧米人を主な顧客とし、登山やトレッキングを手配をしているNorth Pakistan社でオフィス・ワークをしています。夫ベーグと同じくフンザ出身。彼らは兄弟のように仲がよく、彼は弊社のオフィス・ワークもよく手伝ってくれます。2005年に起きたパキスタン北部大地震(M7.6)に際しては、私たち夫婦が立ち上げた義捐金&直接支援活動にNorth Pakistan社が加わり、その後、日仏合同の活動となりました。彼はそのとき、共に汗を流した仲間でもあります。

 仕事を終えた後、彼は1年ぶりにフンザの実家にも里帰りしてきました。実は、お嫁さん候補を探しに行っていたのです。・・・けれど、うまくいかなかったみたい。
 フンザでは、今でも多くがお見合い結婚です。ほとんどの若い男女が大家族制度の下、お見合い結婚をし、幸せに暮らしています。サドルも、(あの娘さんとお見合いしてみたいな)、と思える候補を探しにいったのでしょうが、ピッタリくる出会いがなかったのでしょう。 お見合いならず~ サドルディーンのフンザあんず便り_d0106555_44557.jpg
 ノース・パキスタン社のスタッフは、ちょっとワーカホリック気味で、そんな理由も手伝って社長以下、妙齢の独身男が揃いも揃って勢ぞろい。サドルディーン、現在36歳。本人曰く、「結婚したいと思っていたけれど、最近、その気持ちももう通り過ぎてしまったよ、もう、しなくてもいいかな~」。まるで、日本の友人たちから聞くかのようなセリフの気もしますが、フンザ人らしからぬ発言ではありますねぇ~(^・^)。次回の里帰りにはがんばって欲しいものです!

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# by silkroad_caravan | 2007-05-07 04:14 | フンザ
 今年もフンザのあんずの花咲く季節となりました
 昨日、義弟が、フンザの実家からイスラマバードの事務所にやって来ました。春のフンザ、あんずの花の風景写真を撮ってきたというので、みなさまにもお届けいたします。この写真は、私が村に居るときの、気に入りの散歩コースから見た風景です。
 今年もフンザのあんずの花咲く季節となりました_d0106555_856343.jpg
 フンザあんずの花を見に、毎年、世界中からお客さまがみえますが、特に日本人のお客さまが多いのがこの時期です。(今年は、日本のお客様、全体的に少なめですが)。
 さて、桜前線ならぬ、あんず前線はカラコルムの山々の斜面を下から上へと徐々にあがっていき、あたり一帯をピンクに染めます。今年は開花は例年並みですね。カラコルムの山々の地肌にみどりが芽吹き、鮮やかな新緑がやってきた後、開く可憐な花々。写真を見ただけでもフンザの清涼なる乾いた空気と、目に鮮やかな花の色が思い出されます。村人たちは農業カレンダーがスタートし、忙しく働きながらも、春の喜びを満喫していることでしょう。夫とふたりで(あぁ、帰りたいなぁ~)そんな風にぼやきました。残念ながら、仕事に追われ、あんずどころではないのですが・・・・・・。この稼業、通信設備がまだ整っていないフンザでは成り立ちませんので、私はイスラマバードか日本にいるのが実情です。  そうそう、あんずばかりがとても有名ですが、リンゴ、桃、梨の花々も同時に咲き誇ります。白とピンクの共演。それは表現しがたい美しさです。 今年もフンザのあんずの花咲く季節となりました_d0106555_2314386.jpg
 
 夫が写真を見ながらいうのには、数多いリンゴの種類の中でも、ある何種類かは毎年は実をつけず、1年ごとにしかリンゴを食べられないのだそうで、「今年はたくさん実るな。花がこれだけ咲いていれば!」と嬉しそう。 100年前の列強の探検家が秘境フンザを遠征した折にも、素晴らしい味と記述されたパスー村のリンゴなのです。

 おまけで写真(左下)は、厳寒の冬が終わり、春の訪れと同時に始まった農業のひとこま。我が家の畑に、これからジャガイモを植えるための1シーンです。
 もうひとつのおまけ写真(右下)は村内にある、弊社シルクロード・キャラバンのフィールド・オフィス看板をこの度新しくしたもの。イラストの山並みと、本物のトポプダン峰のシルエットがパラレルになった! 今年もフンザのあんずの花咲く季節となりました_d0106555_2504310.jpg
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# by silkroad_caravan | 2007-04-29 03:17 | フンザ
 山岳地域のポーターの権利を考える
 もうバックナンバーになってしまうのですがご案内です。
 山岳ライターの柏澄子さんの取材を受けて、月刊誌『山と渓谷』2006年12月号の「山岳地域のポーターの権利を考える ジム・ダフ博士の取り組み---国際山岳ポーター権利擁護団体」記事に、弊社代表アミン・ウラー・ベーグがインタビューに答えています。ご興味ある方は、ご覧になって下さい。192頁から4ページの記事です。
 エクスペディション、トレッキングのポーター事情についてでしたが、パキスタン国(カラコルム・ヒマラヤレンジ)に関しては、弊社しかアンケート~インタビューの回答がえられなかったとか。こういうのを聞くと、ちょっと寂しい気がします。

 パキスタンにも、北部ご出身のナジール・サビルさん、アシュラフ・アマンさん他、有名な素晴らしい登山家さんが沢山いらっしゃり、旅行会社も持っていらっしゃいます。おふたりは、パキスタン登山がお好きな方々にとっては、私が、いまさらの名前を出すまでもないくらい有名な方たちですがね。おふたりとも大変な親日家でもいらっしゃいます。

 もといトレッキングやエクスペディションをアレンジする会社は、お客様はもちろんのこと、生活のために危険が伴う高所ポーターをされる地元の人たちの、装備や保険のことなども、きちんと手配や考慮をしなければならないのです。弊社では、でき得る限りのことをやっていますが、見回して、まだ、法整備を含め、その実態は行き届いていないという現実の側面もあるようです。
 山岳地域のポーターの権利を考える_d0106555_166853.jpg
 さて、ついでといってはなんですが、アシュラフさんの奥さま、Dr.パルヴィーンのことも書きましょう。ミセスパルヴィーンは医師であり、また、マウンテン・ウーマンズ・オーガニゼーションという団体の代表をされています。パキスタン北部山岳地帯の困窮している女性達を助けたり、高等教育を受けさせるために尽力されていらっしゃいます。私の義妹も、彼女のイスラマバードの寄宿舎に住みながら、高等教育を受けていました。私が申し上げるのも僭越ながら、ご夫婦ともに本当に素晴らしい方々です。

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# by silkroad_caravan | 2007-02-16 08:47 | パキスタン北部あれこれ
 シルクロード・キャラバン HP開設まで、あと少し
 弊社パキスタン現地旅行会社シルクロード・キャラバンのホームページ開設まで、あと少しになりました。振り返ってみて沢山の友人たちに助けてもらいました。助けてもらい過ぎました。

 ホームページの生みの親、ウェブ・デザイナーのゆうちゃん。
 弊社ロゴ作成のご意見番をしてくれた、大御所グラフィック・デザイナーのYさん。
 ロゴを実際にデザインし形にしてくれた、ニューズウィーク誌GデザイナーのNっち。
 全般的に管理人助っ人を申し出てくれた、M印良品輸入業のサラリーマンながら、デジタル・ハリウッドで学んだウェブ・プロデューサー、ある時は季報予報士、とマルチな才能が光るHさん。
 写真のコピーガード作業をしてくれた、元M新聞グラフィック・デザイナーのSちゃん。

 中でも特筆したいのは、やっぱりウェブ・デザイナーのゆうちゃんです。一連のデザインと作業は、ただでさえ仕事で激務の彼女に、仕事外で大きな荷を負わせてしまいました。

 実は、ゆうちゃんが数年前バックパッカーをしていた頃、私はフンザ(パスー村)の我が家に、その時、初めて出会った彼女を、お茶に招いたことがあったらしいのです。
 私はユーラシア大陸を横断する旅の途上にある人たちと、村で会話を交わし、気が合うと、「ウチでお茶でも飲んでいきませんか」と、時々誘ったりしているんですね。その後、歳月が経つにつれ、ひとりひとりのお顔は薄れてしまったりすることもあるんですが・・・・・。
 たまたま友人の友人だったゆうちゃんとその後、日本で再会してびっくり。その後、ホームページのデザインまでお願いすることになりました。

 さぁ、ホームページという我が子が産まれるゾ。あとは元気な子に育てていかないと。

 弊社のお客様予備軍の読者にとって、血の通ったものになりますように。そして、パキスタンlovers が増えますように。それから、最後にこの場を借りて、ゆうちゃん、Hさん、みなさん、a lot of thank you.

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# by silkroad_caravan | 2007-02-15 04:02 | フンザ



フンザへ嫁ぎ、パキスタン政府公認現地旅行会社&取材業に励む日本人女子が綴る仕事最前線やスローライフ。アフガニスタン取材も得意。Silkrad Caravan Tour, TV Media coverage
by silkroad_caravan
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弊社は 

シルクロードキャラバン社

現地旅行会社&
取材・コーディネーション
パキスタン政府ライセンスNo.889
PAKISTAN, AFGHAN
テレビ雑誌取材/リサーチ/
通訳/版権交渉/
NGOロジスティクスサポート

旅行業
: フンザの旅/
パキスタン北部トレッキング
/仏教の道/ガンダーラ/
シルクロード/世界遺産/時々イランや中央アジアも
代表アミン・ウラー・ベーグ
Tel: 046-875-1686
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