雪降るフンザ　～　フンザ　アリアバードより　～
2009年最初のブログとなります。今年もよろしくお願い致します！

デスク・スタッフもガイドたちも、シーズンオフで多くがフンザに里帰りしています。その中のひとりが、停電続きとネット回線の遅さに苦労しながら、雪化粧したフンザの写真を送ってくれました。

多くの外国人が魅了される秘境フンザも、さすがに厳冬期に訪れる方は稀でしょう。

ポプラも　果樹も　すべて葉が落ち、はだかになった棚田も雪化粧しています。
湿度10％の乾いた冬　～　強風で飛ぶ雪　～　キーンとした寒さが伝わって来る気が
してしまいます。

つづいて　～　そこで生活する厳しさと　楽しさも　思い出されます。

この写真を、友人N君に送ったら、こんな返信が届きました。

　　素敵な写真ありがとうございます♪
　　フンザに飛んで行きたくなりました。
　　って、今は冬だからめちゃくちゃ寒いですね。

　　これまで行った外国の土地の中で、
　　いつか愛する人をぜひ連れてきたいと思ったところは２ヶ所、
　　ギリシャのサントリー二島と、フンザです。

　　特にフンザは生活してみたいと思ったところなので
　　おカミさんが本当にうらやましい。
　　自分の子供ができたら、一年間くらい送りこんで生活させるのが夢です。

愛する人♪　なんて・・・　大学の講師をしながら自身の博士論文に励んでいる友人の、ロマンチックな一面を知りました(^^)

最後の一行は、お子さんのいる知り合いたちからよく聞かれる発言です。
山、氷河、風、空気すべてが美しく、また厳しいフンザ。
そして彼の地はすべてがスローライフです。

目の前にあるコトやモノの、多くの仕組みを、子どもは自然に身につけながら成長していきます。向こうではそれは当たり前のことですから、それがことさら、大切なコトという認識すらないでしょうが･･･。
うちの我が子も、お爺さんやお婆さんが大切に育てたヤギや羊が食卓に並ぶことの意味を感じたり。
手入れを怠らず育てた果樹が実をつけたり、あるいは薪になったり、家の建設に使われたり、木のスプーンやお椀になったりすることを自然に体得している最中です。

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