関東近畿地方に大雪が直撃した翌日、動かぬJRに立ち往生。大きなトランクをガラガラ提げ私鉄駅まで移動して、その後乗れたJR成田エクスプレスも大幅遅れ。なんとか成田空港にたどり着いた後、夫ベーグはパキスタンへ帰国の途へ着きました。
2月18日パキスタン総選挙に向けての報道が待っています。
ベーグ、束の間の日本滞在でした。今年からトレッキングの現地手配をさせていただくトレッキング専門旅行会社さんに同行し、全国の説明会をまわっていたのです。昨今のパキスタン情勢にも関わらず、
カラコルム・トレッキングへのみなさんのご興味は熱気あふれるものだったようで、受難のパキスタン情勢の中にも、2008年の明るい展望となりました。
さて、彼は地方の数都市をまわったのですが、
福岡で自由時間をいただき、大切な友人と突然の再会を果たしました。べーグが敬愛する大兄、
画家で作家の甲斐大策さんです。アフガニスタンの民衆のまなざしで物語を紡ぎ、静かに燃える心を絵へと昇華され続けている甲斐さん。そのお心は、いつも大陸の彼らと共におありになるでしょう。(*このブログを下にスクロールしていただくと、右列にあるライフ・ログに、甲斐さんの著作物が並んでいます)。
中村哲先生のペシャワール会での会報の表紙画や、
そのペシャワール会の毎年のカレンダーで甲斐さんの絵をご存知の方も多いのでしょうね。
甲斐さんは、私どもの一歳になる息子の名づけ親でもあり、縁深い方なのでした。
「珈琲舎のだ」にかかる甲斐さんの絵と、甲斐さんの後ろ姿

素敵な喫茶店にかかった甲斐さんの大きな絵の前で、ふたりの心は大陸へと飛んでいたことでしょう。喫茶店の名前は、
「珈琲舎のだ」 さん 福岡/大名店でのひとときでした。
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