フンザの巨大児 ~我が家の日系フンザ男児のハナシ
 フンザの巨大児 ~我が家の日系フンザ男児のハナシ_d0106555_10424181.gif 若いとはいい難くなりつつある齢にムチ打って、最近、子を産みました。出てきてビックリ、4キロもあるデッカい赤ちゃんでした。玉のような男の子、そういう感じです。私は彼と対面し、すべてを納得しました。妊娠後期に、辛くて辛くて仕方がなかったワケを。
 (こんなに大きかったんだね・・・)。
 出産は、尊敬する助産院の先生にお願いしました。助産院ですから、子どもの性別も身長や体重も、出てくるまでのお楽しみでわかりませんけれど、まさか、エンピツのような体型の私に、こんなデッカイ子が入っているとは夢にも思いませんでした。どうりで歩けないし、痛くて夜寝れない、寝返りも打てない、寝ると起き上がれない、やっとの思いでノロノロ起き上がる私でした。お風呂に入るのはかなり困難、湯船に浸かると、もう二度と出られないのではないか、と思うほどのしんどさ。爪も切れませんでしたし。足の先が見えないから。よくこんな大きい子が入っていたものです。

 ←巨大児?! フンザの巨大児 ~我が家の日系フンザ男児のハナシ_d0106555_10594158.gifで、タイトルのフンザの巨大児ですが、本当は言葉としては正確ではありません。フンザでは出生時4キロクラスは普通です。現代の日本と違い、フンザでは(他の少なからぬ外国でもそのようですが)、今も胎児が大きく育てば育つほど良い、という考えのようです。だから、まわりの女性が子どもを(少なくても)5人程度は産んでいるように見うけられる故郷フンザのパスー村で、4,000グラムで大騒ぎしている私を知ったら、笑われるのがオチですが。
 向こうは高地で空気が薄いのはもちろん、自然環境が大変過酷です。女性の労働も厳しいですから、胎児は大きく育つに越したことはないのだろうな、と思います。(あ、でも、妊娠がわかった時から、大家族制の下、労働は相当免除されます。まわりの人々の、妊婦へのケアは、それはしっかりしたものです。私もあれやるな、これやるな、といわれっぱなしの妊娠ライフも過ごしました)。
 
 助産院での話に戻ると、院長先生に「巨大児。お父さんのDNAだねー」といわれました。これまで7,600人の赤ちゃんを取り上げられている先生にいわれると説得力がある。
 この間も息子の乳児検診で保健婦さんからいわれました。「赤ちゃんが出生時に4キロを超えているると、お母さんの糖尿病の可能性を疑わなければならないのですが、今回のケースは、どう考えても違いますね。お母さんが痩せていても、お父さんが外国人の方だと、こういうケースがよくありますよ。母体の器の許容量を超えるくらい大きい赤ちゃんってことなのね。お父さんのDNAの問題よ」。

 またしてもDNAか。こうして当たり前といえば当たり前なのですが、DNAを実感した私。
 息子はその後、日本語とペルシャ語で名付けされ、毎日うなりながら、すくすく育っています。当初は、ただただでっかくブサイクな我が子を見て、”フンザのブーちゃん”、と読んでいた私ですが、最近はずいぶん可愛くなりました。目はアーモンド型で、今にも落ちそうなほど大きく、髪の毛はくるり、とウェーブがかかっています。大きなおメメだね、とよくいわれますが、ひとたびフンザに帰ると、これでもずいぶんサッパリ系に見えるのです。フンザの赤ちゃんは、さらに目は大きく、まつ毛は長く、鼻も高いのです。赤ちゃんの鼻が高い、というのも、日本人の私としては、驚くことなのですが。

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by silkroad_caravan | 2007-05-14 14:01 | フンザ
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フンザへ嫁ぎ、パキスタン政府公認現地旅行会社&取材業に励む日本人女子が綴る仕事最前線やスローライフ。アフガニスタン取材も得意。Silkrad Caravan Tour, TV Media coverage
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