とっても面白い場所なのに、訪れる外国人観光客があまり多くないなぁ、と思うのが、このパキスタンの世界最大級岩塩鉱山。
日本でもピンク・ソルトとして、”ヒマラヤの塩”、”ガンダーラの塩”などなどのネーミングで見かけるようになってずいぶん経ちます。
六本木の高級お寿司屋さんや、有名イタリアンでも使われているということですし、驚いたのは100円ショップでも小瓶で売っていました! それぐらいポピュラーになったのですね。
この夏は、フンザから首都イスラマバードに戻られた女性のお客様が、ガイドの話を聞いて「行ってみたい!」となり、ご帰国最後の1日をオプショナルツアーで行かれました。
ライトがあたると、プラネタリウムのようにキラキラ輝く坑内。
私は以前小学生の娘・息子を連れて行きましたが、彼らもその美しさに瞳を輝かせ、ピンクの塩に触れていました。
呼吸器などにも良いと聞きます。健康を害した人が養生のために訪れることも多いとか。
日本でいうと湯治に近いのでしょうか。
中には、岩塩で作ったバード・シャヒー・モスクやミナレットもあります。
トロッコ電車で坑内を見学もできるこの場所、チャンスがあったら訪れてみて下さい。
名前はケーオラー岩塩鉱山といいます。
アクセスはイスラマバードからになります。
(場合によってはラホールから)
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