今までにないシーアとスンニの抗争によるギルギットの治安悪化が心配な今日この頃です。今日は、在イスラマバードの日本大使館から情報収集のために電話が入り、少し、お話をさせていただきました。

弊社のお客様は現在、パキスタン北部入りされていないため、慌てることはないものの、他社の団体さんがギルギットから首都へ戻れず寸止めされていらっしゃるご様子。今年はフンザの杏の開花がとても遅く（先日、日本の春の嵐の日は、パキスタン北部も春の雪で・・・！）、杏の花を観にいらしたお客様たちが、あまり花をご覧になれなかったばかりか、お帰りにこんなことで立往生を余儀なくされ、お気の毒です。弊社も様子を見守りたいと思っています。

ここに来て、イスラマバード‐ギルギットへの飛行機も減便になり（需要は増えるばかりなのに）、いい話が少ないなぁ。

私は夏に向けてパキスタン北部へのトレッキング・観光のほか、現在、パキスタン周辺諸国の手配にも追われ、ちょっとてんてこまいしております。来週は在東京にある各国大使館を訪問するウィークになりそう。

さて、話題がコロッと変わりますが、夫が先日、仕事で訪れたイランの風景があまりに美しく、今日も一枚、アップしてみようと思います。　　　　　　
　
　　　　　　　美しいイラン・イスファハン～橋の上からの風景　14世紀のもの
　　　　　　　古のキャラバン・サライとしても使われてきたということだ
　　　　　　　　
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