パキスタン北部の旅~今年最後のお客様が無事、日本にご帰国。冬の入り口です。
フンジュラーブ峠(パキスタン・中国国境4700m)も、雪で閉ざされまもなくクローズへ。
さて今年のカラチの写真の中に面白い写真がいろいろあったので、今日の一枚にします。
カーイデ・アーザム廟の衛兵の写真


廟の中、また廟の角々を、衛兵が守っています。
赤いベレー帽と帯のユニフォームから分かるのは、この連隊がシンド州の連隊であるということ。
あるタームが来ると、他地域の連隊とチェンジします。
パンジャーブやバローチスターン、カシミール、ギルギットバルティスタンなどなど各地域の連隊が廟を交代で守ります。多民族の各連隊、顔も違えば、スタイルも違うわけです。行くたびに軍人さんの制服が違うかも知れないなんて、日本人からするとビックリなのではないかと思います、面白いでしょ!
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夫ベーグも、カラチ大学の学生時代は、この小高い丘にある広大な敷地の木陰で、よく勉強をしたそうです。「どこに何の木があるか、今でもよく覚えているさ」と、本人の弁。懐かしいのでしょう。
弊社のガイドたちにしても、みな北部山岳人ですが、学生時代はカラチで過ごした者も多いのですよ。
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