日本の子どもをお持ちのお母さん、あるいはある年齢より上の方ですと、ポリオ(小児麻痺)と言われれば、ピンと来るものがあるかも知れません。
日本では現在、ほとんどなくなった病気ですが、世界にまだポリオが根絶できずにいる国がいくつかあって、その中のひとつがパキスタンなのです。
パキスタンの子どもたちのポリオ・ワクチンは、これまでも日本政府からの寄付によってまかなわれてきました。今後、更にパキスタンからポリオをなくすために、日本から外交視察団がこの度、お越しになり、弊社ではその同行記録撮影の仕事をしました。
パキスタンは大きな国ですから、私の首都イスラマバードの家でも、フンザの家でも、ポリオと言われてさほどピンと来ません。それでも日本に比べれば、この病気になり、生涯不自由な生活を余儀なくされる方もたくさんいることは知っています。
そして、今も、いくつかの地域(田舎)でポリオが発生し、時々、現地のニュースにもなっています。パキスタン大洪水の折には、体が不自由な故、援助物資を取りにいけなかったり、という話も聞きました。

ハリプールにてポリオ経口ワクチンを受けるために集まってた少女たち
~いつまでも、こんな輝く瞳でいてほしい~
(みんな、一張羅を来ている、可愛いナ)
これから世界のポリオ根絶に向けて、パキスタンに関しては
社団法人日本グローバルヘルス協会さんがイニシアチブを取り、ビル・ゲイツ財団の協力を得て、官民一体となって取り組んで下さると言うことです。
---10月24日は世界ポリオ・デー---
これからこの日に向けて、メディアでポリオに関する話を目にされるかも知れません!
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