今年最後のトレッキングを終えました。
最後のお客さまは、夫ベーグやうちのガイドたち同様、”人生の一部が旅”になってしまっている山岳ガイドさん(日本人)。こういう方にこそ仕事を忘れ、楽しくのんびりトレッキングを過ごしていただきたいと思っていました。
初冬のシムシャールでヤズギル氷河をトレッキングしたり。現地の結婚式に参加されたり、特別料理を食べてられたり・・・。ご滞在は、私どもの親戚のゲストハウスでした(今や、秘境シムシャールにも立派なゲストハウスがあるのです(涙))。
黄色がまぶしいフンザの紅葉の中もたっぷり歩かれたご様子。写真から私も、薄くて澄み切った空気を思い出してしまいます。

夫ベーグは、その後、束の間リラックス。パキスタン大洪水で活動中の、日本のNGOメンバーと食事などしていたらしいのですが、今日は、イードで国中祝日ムードが続く中、急な撮影で一路ノーシェラへ!
ノーシェラはパキスタン大洪水の後、被害が甚大だったことで映像や写真が世界中に配信された場所です。
しかし日本の報道に関しては、ほとんどは自衛隊の緊急支援にまつわるムルタンのニュースばかりでした。パキスタンの北部・中央部・南部では、被災の様子がそれぞれ相当、異なるものでしたから、もう少しきめ細かに報道していただきたい、と歯ぎしりしていた私です。
今回は、日本のNGOさんが今もご活躍下さっているノーシェラから、大洪水から4カ月経過のオン・シーンを撮影してきます。
ガイドたちも相変わらず、みな、NGOの仕事でイスラマバード不在の冬の入り口でした。
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