アッパー・フンザ ゴジャール地域に出現した湖が決壊するまで、あと残すところ高さ2フィートです。今日にも決壊するかも知れないと言われています。
ご旅行中の皆さまはネット環境の乏しさから、これをお読みになる方は少ないと思いますが、地震などの天災と違い、地元民が予想~備えてきていることですので、地元の人の指示に従っていただければ、安全です。
いずれにしても湖より下流の谷部分が危険です。ご注意下さい。
(フンザ地域がすべて壊滅するわけでもありません)。
私自身がいつも目にしているこの牧歌的な光景・・・・・・
フンザ川の川幅が広がり、土地が水没しかけているフセイニ村の人たちが、
既に水没した建物や木々の横で、水没する前にと、牧草を刈り込み作業を
急ぐ風景と思うと辛すぎます。
通常の川幅を知っている人間からすると、これはまるで合成写真のように
思えるのです。
みなさまにもこれが川ではなく、まるで湖のように見えると思います。

※カラコルム・ハイウェーが一区間寸断されているため、北パキスタン政府や軍が、地元民やお客様・ビジネスマンのためのヘリ輸送を行っています。
パキスタン北部首都ギルギット、フンザ中心地カリマバード、(湖の先、上流部にあたる→)ゴジャール間のヘリ輸送です。
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