タグ:NGO ( 11 ) タグの人気記事
フンザの杏の花 + 絶品カブール・レストラン イスラマバード
春のフンザ旅行の手配が忙しくなってきました。
定番、杏の花が目的でフンザに訪問される方、あるいはサラリーマンの方が貴重なゴールデンウィークを使ってのフンザ行きといったところでしょうか。
  *
さて夫ベーグは昨晩、元海外青年協力隊Tさんと弊社ガイドSと、地元では評判のカブール・レストランへ。

Tさんはとは、昨年、パキスタン大洪水後、NGOさんの緊急援助活動で弊社の車両レンタルをしていただいて以来の再会。
今回はTさん、これまで関わって来られたパキスタン現地NGOを再訪する旅。ウルドゥー語がお上手で、なんといっても、ずっとパキスタンと関わり続けてくださっている、愛あふれる青年なのです。

そのTさんが、ブログにこのカーブル・レストランのリポートがアップされていました! 
美味しいものに目のない方、エスニック料理好きの方はご覧下さい。
http://www.ktc-johnny.com/2011-03-04-kabulrestaurant.html

アフガニスタンの串焼きのカバブやティッカ。もう~死ぬほど、美味いのです。
(昔、一番最初にこの串の長さを見た時は、正直、怖かったです。
日本の焼き鳥とは似ても似つかない長さと大きさ)。

カバブの動画では、夫ベーグが説明しています。プライベートタイムに至っても、どうしてもガイド&コーディネーターのような発言になるのは職業病か!

アフガン料理は、パキスタン料理に比べるとスパイスが少なめです。ほんのり甘い料理もあります。日本のインド料理屋さんのメニューで、”カブリー・ナン”というのをご覧になった方もいらっしゃるでしょうか。”カブリー”は、”カブールの”ですね。これも甘いナンで、私も目がありません。このナンは、パン(ナン)として食べているのか、スイーツとして食べているのか分からなくなることがあります。

Tさんも、ガイドのSも、すぐまた移動日でしたから、束の間の再会~そしてお別れです。

そしてTさん、今日の食事はハリーム・ガル(レストラン)へ行ったとか。やるなー! こちらも地元評判の美味しさなのです。こちらは南部カラチの味、庶民派レストランですね。

▼パキスタン現地旅行会社・取材コーディネーションシルクロード・キャラバンHPはこちら  
by silkroad_caravan | 2011-03-06 16:26 | パキスタンあれこれ
番組ご案内 NHK『地球アゴラ』 異常気象2010
弊社シルクロード・キャラバンがパキスタンの取材・リサーチさせていただいたNHKの番組が放映になりますので、ご案内させていただきます。
+  +  +
日 時   12月5日 午後10:00~10:49
放送局   NHK BS-1
番組名   『地球アゴラ』   
テーマ   地球が変だ2010
+  +  +

異常気象2010をテーマに、パキスタン・ロシア・ボリビア・イギリスで活躍する日本人をウェブ・カメラでつなぎ、ライブ討論する興味深い番組です!
                    大洪水により道路が寸断 パキスタン ノーシェラ近郊
d0106555_17454890.jpg

番組HPより:
http://www.nhk.or.jp/agora/yotei/index.html記録的な猛暑に集中豪雨など、何かと異常気象に見舞われた今年の日本。世界でも猛暑や寒波、洪水などの被害が報告されました。そこで今回は、世界各国で今年起きた異常気象に注目し、その後の影響などをお伝えします。記録的な大雨により洪水が発生したパキスタン。土砂崩れや家屋の倒壊などで、2000万人以上が被災したと言われています。現地で被災者の支援を行う日本人の活動を通して、現在も残る洪水の影響を見ていきます。この夏、観測史上もっとも厳しい暑さを体験したロシアでは、今度は「1000年に一度の大寒波が来る」というニュースが流れ、市民は本格的な冬を前に、寒さ対策に追われています。一方、例年よりも暑い夏を過ごしたイギリスでは、猛暑のおかげでワイン作りに適した良質のブドウが大豊作。例年よりもおいしいワインができたと話題になっています。

▼パキスタン現地旅行会社・取材コーディネーションシルクロード・キャラバンHPはこちら  
by silkroad_caravan | 2010-12-02 17:49 | パキスタンあれこれ
シムシャール・トレッキングを終えて、被災地ノーシェラへ
今年最後のトレッキングを終えました。

最後のお客さまは、夫ベーグやうちのガイドたち同様、”人生の一部が旅”になってしまっている山岳ガイドさん(日本人)。こういう方にこそ仕事を忘れ、楽しくのんびりトレッキングを過ごしていただきたいと思っていました。

初冬のシムシャールでヤズギル氷河をトレッキングしたり。現地の結婚式に参加されたり、特別料理を食べてられたり・・・。ご滞在は、私どもの親戚のゲストハウスでした(今や、秘境シムシャールにも立派なゲストハウスがあるのです(涙))。
黄色がまぶしいフンザの紅葉の中もたっぷり歩かれたご様子。写真から私も、薄くて澄み切った空気を思い出してしまいます。
d0106555_14341171.jpg

夫ベーグは、その後、束の間リラックス。パキスタン大洪水で活動中の、日本のNGOメンバーと食事などしていたらしいのですが、今日は、イードで国中祝日ムードが続く中、急な撮影で一路ノーシェラへ!

ノーシェラはパキスタン大洪水の後、被害が甚大だったことで映像や写真が世界中に配信された場所です。
しかし日本の報道に関しては、ほとんどは自衛隊の緊急支援にまつわるムルタンのニュースばかりでした。パキスタンの北部・中央部・南部では、被災の様子がそれぞれ相当、異なるものでしたから、もう少しきめ細かに報道していただきたい、と歯ぎしりしていた私です。

今回は、日本のNGOさんが今もご活躍下さっているノーシェラから、大洪水から4カ月経過のオン・シーンを撮影してきます。

ガイドたちも相変わらず、みな、NGOの仕事でイスラマバード不在の冬の入り口でした。

▼パキスタン現地旅行会社・取材コーディネートはシルクロード・キャラバンHPはこちら  
by silkroad_caravan | 2010-11-21 13:26 | パキスタンあれこれ
ビザ・フォーム変更 + 緊急医療援助、医師のブログ
この夏、パキスタン渡航に必要なビザの申請書類が変更になりました。
これまで2頁だったものが4頁へ。お客さんたちから、「書くのが大変、なんでこんなに記入事項が増えたの?」と聞かれて、困ってしまいます。

 * * *
パキスタン大洪水後、NGOアムダさんの調整員としてご活躍された土佐さんのブログのご紹介をしたばかりですが、彼のブログの中に、今回参加された小児科医師のブログも紹介されていて、とても面白かったので紹介させていただきます。

『いまを生き、明日をつくる』


立場上、パキスタンやアフガニスタンの大地震や洪水などの災害に際して、日本の方々から「どこへ寄付したらいい?」とよく聞かれるのですが、こんな風に実際の緊急医療支援現場の医師の胸の内を知ることもできるブログ時代に感謝です。寄付への理解も深まるでしょうし、身近なものとして感じられるのではないでしょうか。
読みにくいブログも多い中、シンプルで読み易いところもいいですね!
パキスタンでの緊急医療支援の話以外も読み込んでしまいました!

この若いお医者さま、タイとビルマとの国境の町で小児科医をされているそうです。ご自身のプロフィールには、現在フリーターと書いてあったりします(^^)。

▼パキスタン現地旅行会社・取材コーディネーションシルクロード・キャラバンHPはこちら  
by silkroad_caravan | 2010-10-20 15:15 | パキスタンあれこれ
大洪水被害 医療活動Tさんのブログ ~洪水から2カ月経って・・・
ガイドがいないこの頃・・・。
ガイドたちは、英語やドイツ語フランス語など自分の得意する言語を駆使して、パキスタン大洪水後の海外NGOの仕事をしています。
急な仕事が入って来た時、みんながNGOに従事していると、弊社の立場上やはり困るのですが、(パキスタンの政治・経済現状を考えると)ガイドたちにまとまった雇用があることをとても嬉しく思ってしまうのです。彼らガイドの人の良さ、仕事の少なさ、抱える大家族、家族構成のことが分かっているだけに、NGOの仕事をもらったと聞くと、(それは良かった)と思わずにはいられません。
弊社の車両もドイツのNGOに数か月貸しっぱなし状態です。

パキスタン大洪水の被害がもっともひどかったノーシェラなどの援助活動(byグッド・ネーバーズ・ジャパン)をされていた知り合いの土佐さんが、その後、NGO AMDA(アムダ)の医療活動のために シンド州タッタ県で行われた医療救援活動の調整員を務められていました。最近、日本に帰国されたそうです。

アムダさんの医療活動で、洪水後に疾患をかかえた述べ2500人のパキスタン人が診療を受けられたということで、頭が下がります。医療に従事されたみなさん、毎日、3-4時間の睡眠だったとか。不眠不休に近いご活動の様子、ブログでアップされています。是非、ご一読を。
http://www.ktc-johnny.com/

大洪水後、2カ月以上たっても冠水したままの土地の様子、「マラリアよりも、胃炎や呼吸器感染症などが目立った」など、生の現場の声は貴重です。

現地で診療したアムダ菅波茂代表は「現地のNPOと連携したのが良かった。現地NPOが、水の浄化剤を配布しており、下痢の被害を抑えられた。
洪水で慢性的な疾患、貧困の影響が顕在化している。
被害が広範囲、長期間にわたり、継続した支援を考えたい」とおっしゃtっているそうです。

日本の新聞各社が、当初「コレラが大流行の可能性あり」などと軽々と報道していたことが下らないリポートに思えます。夫ベーグは、「コレラ??? その心配はほとんどないだろうー」と言っていました。

▼パキスタン現地旅行会社・取材コーディネーションシルクロード・キャラバンHPはこちら  
by silkroad_caravan | 2010-10-18 18:48 | パキスタンあれこれ
パキスタン大洪水から1か月 NGOご紹介
知り合いの方々が続々NGO活動や取材でパキスタン入りされています。
弊社でも夫ベーグを中心に取材人として、そのアシスタントとして、NGOサポートやドライバーとして、動いています。
私はせめて、今回、現地で活発に活動されていらっしゃる(予定も含め)NGOさんのご紹介をアップ・トゥ・デートしたいと思います。
たくさんの方に、「どこに寄付すればいいの? シルクロード・キャラバンに送ってもいい?」と聞かれますが、弊社にはお送り下さいませんように(笑)。

以下ご参考いただき、ご判断はみなさまにお任せしたいと思います。もちろん、網羅しているわけではありません。これまでベーグが10年間近く、パキスタン・アフガニスタン他近隣諸国の災害現場で、活動されているところを取材させていただいたNGOさん、支援報告に参加させていただいたNGOさん、関わらせていただいているNGOさん、昔からの知り合いのNGOさんなどです。
どうぞ宜しくお願い致します。

寄付をされる時は後々までモニタリングをできる団体をお選びになって、活動を見守ってあげて下さいませ。活動~お金の使われ方などもきちんと報告してくれるかは重要だと思います。

認定NPO法人 難民を助ける会
1979年に生まれた政治・宗教・思想に偏らないNGO
http://www.aarjapan.gr.jp/activity/report/2010/0826_381.html
http://www.aarjapan.gr.jp/

特定非営利活動法人 グッドネーバーズ・ジャパン
必要とされる所へは、どこへでも出向き支援する。
世界20カ国以上で子ども支援。人道・開発支援、緊急支援活動を行っています。
http://www.gnjp.org/
http://www.gnjp.org/campaign/emgcy_2010pakistan.html

特定非営利活動法人アムダ(AMDA) 
救える命があればどこへでも 国際経済社会理事会 総合競技資格
http://amda.or.jp/articlelist/index.php?page=article&storyid=89
http://amda.or.jp/

特定非営利活動法人 ジェン (NGO JEN)
平和な国際社会作りを目指し、世界各地で紛争や自然災害などにより厳しい状況にある人々へ、『心のケア と自立の支援』をモットーに、きめ細やかな支援活動を行う国際協力NGO
http://www.jen-npo.org/

日本赤十字社 ここは、言わずと知れた赤十字さんですね
http://www.jrc.or.jp/index.html
ベーグm今回も赤十字さん活動中のところを取材中に拝見したと言っていました。

長くカラーシャの人々とともに生きる わだ晶子さんカラーシャの谷支援
http://kalashapakistan.jimdo.com/2010/08/27/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84/

---アフガニスタン--- ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/
アフガニスタン、
ジャララバードで完成した水路の水門も数か所、壊れてしまい、直さなければいけないとペシャワール会さんから聞いています。

老舗・・・JVCさんなどは今回、パキスタンでは活動されていらっしゃらないのかな。

▼パキスタン現地旅行会社・取材コーディネーションシルクロード・キャラバンHPはこちら    
by silkroad_caravan | 2010-09-05 18:25 | パキスタンあれこれ
パキスタン大洪水 自衛隊に続きNGOさんも
夫ベーグは自衛隊取材を終え、ムザファルガルやライアの取材へ。

私は今日一日、NGOさん対応。パキスタン現地での緊急食料支援などを実現させるために各NGOさんもご苦労されていらっしゃるご様子。頭を垂れます。
実際、あまりにも被害状況が日本に伝わって来ないので、あるNGOさんから「少しでも真実が伝わる報道をもっともっとして下さい!」と言われました。本当にその通りだと思います。気にかけて下さっていう方々はネット・サーフィンし、BBC南アジアやユーチューブなどご覧になっていらっしゃるご様子。

一部ではありますが、NGOさんをご紹介させていただきますので、お気持ちが動かれましたら、支援を是非、宜しくお願い致します。
このパキスタン建国以来の被害は、カシミールM7.6大地震や、他国の近年の災害も超える大被害になっています。国民の10人にひとりが被災しています。道路寸断による陸の孤島で食料を失い、医薬品に困り、食料やガソリンなども高騰。非常に暑い国の被災すから、別の2次被害もこわいです。被害は今後も広がるでしょうから、それを各NGOさんも懸念されています。
http://www.aarjapan.gr.jp/activity/report/2010/0826_381.html
http://www.aarjapan.gr.jp/

http://www.gnjp.org/
http://www.gnjp.org/campaign/emgcy_2010pakistan.html

http://amda.or.jp/articlelist/index.php?page=article&storyid=89
http://amda.or.jp/

くれぐれもみなさま、寄付をされる時は後々までモニタリングをできる団体をお選びになって、活動を見守ってあげて下さいませ。活動~お金の使われ方などもきちんと報告があるかチェックして下さい。

またアフガン側もパキスタンほど酷くはないようですが、少なからぬ被害があったようです。ペシャワール会の完成した水路の水門も数か所、壊れてしまい、直さなければいけないと聞きました。

▼パキスタン現地旅行会社・取材コーディネーションシルクロード・キャラバンHPはこちら    
by silkroad_caravan | 2010-08-27 03:23 | パキスタンあれこれ
C130到着 自衛隊の大きな緊急支援 パキスタン大洪水
今日は夫ベーグたち、中部パンジャブ州のムルタン空港に到着した自衛隊機を取材していました。C130輸送機は、日本政府が派遣を決めた200人編成の緊急航空援助隊のうち、すでに現地入りしている70人余りの隊員に出迎えられたとのことです。

思わず、注目してしまったというのは、到着した2機のパイロットが女性隊員だったこと。普段、ミーハーなことはあまり言わないベーグですが、さすがにこの女性隊員の姿は素晴らしかったそうで、「とても!カッコ良かったよ」と遠い電話の向こうで何度も言っていました。

パキスタン国民の10人にひとりは被災したとされる今回の水害。被災地は洪水による道路の寸断でズタズタになっている中、空からの支援が欠かせない状態が続いていて、自衛隊機は、準備が整い次第、被災者や食糧や医療物資などの輸送を担ってくれるそうです。

シルクロード・キャラバン日本連絡事務所に近く、私もよく足を運んでいる横須賀からも、海上自衛隊の輸送艦がヘリを乗せて出発しています。普段、横須賀の立場を分かりつつも、現実としては買い物に行くぐらいの場所でしかないのですが、次回からはまた違う風に見えるでしょう。

日本~自衛隊の非常に大きなスケールの支援は、パキスタン建国以来の大被害を受けているパキスタンで大活躍して下さることでしょう。

▼パキスタン現地旅行会社・取材コーディネーションシルクロード・キャラバンHPはこちら    
by silkroad_caravan | 2010-08-27 02:57 | パキスタンあれこれ
 パキスタン北部大地震、あの日から
 今日は新婚旅行の手配ご依頼をいただき、ちょっとほっこりしています。パキスタン北部も、ハネムーナーの方々が来られる時代が来たのかなぁ・・・嬉しいなぁ。

 さて・・・本題。おカミはここのところ、ウェブのフォトギャラリーを製作しているところです。みなさん、2005年10月にパキスタン北部がマグニチュード7.6の大地震に見舞われたことをご記憶されていらっしゃるでしょうか。
 その時、私たち夫婦は自分達の田舎(フンザ)が大被害から免れたことを知り、ホッとしたのも束の間、同じ北部のカシミール地方が大被害を受けたことを目の当たりにしました。そして、ほどなく日本(と後にフランスから)義捐金を募ることを決め、直接支援を始めました。          
                                       チャカールの町↓    
d0106555_2382114.jpg

 夫ベーグがカシミールの被災地ほぼ全域をヘリと車で視察した後、国際支援から完全に取り残されていた、インド国境にほど近い、道路が寸断された先にあるベール村というところを支援先に決め、活動をしてきました。
 食料を配り、ゴアテックスのテントを配り設置して、住宅用トタン板を配り、緊急的な支援を終えた後、学校再建や文具配布に着手しました。テントスクールに始まり、仮設校舎建設を経て、地震対策を施した本当の校舎を再建、開校式ができたのは去年(2006年)の年の瀬です。
 当時は、活動そのものと、義捐金協力者に支援速報を出すことで精一杯、常に”走りながら考える”状態でした。いまや、この1年半で記録してきた写真が1千枚は下らないほど溜まりまして、振り返りつつ、ちょっとまとめてみよう、と思い立ったのです。

 完成したら支援者だけでなく、みなさんにもご紹介させていただこうと思いますが、今日は被災したふたりの少女の写真を載せてみます。ほぼ連続して撮ったカットですが、対照的な表情をしているふたりに目が釘づけになってしまったものです。
 d0106555_218963.jpg
ベール村中心に支援をしていた我われでしたが、毎回、ベール村近隣、あるいは道中の村々の様子もヒアリングしながら、状況にあわせ単発で食料を配ったり、文具を配布したりしていました。このふたりもそうした先で、文房具類を届けた村の少女たちです。
ひとりは屈託のない可愛い笑顔! もうひとりは地震後1年以上たっても心の傷が癒えてない悲しい顔です。ベーグは、「この村も、家族をひとりも失っていない、という村人がいないくらいの被害がでていたし、彼女はとても繊細でね・・・」と言っていました。
d0106555_2192340.jpg
    

  ベーグが地震直後、電話の向こうから「自分の五感も壊れそうなほど、ひどい被災現場だ」と言ったことが忘れられないおカミです。「足の下がぐにゃりとするから、見ると、遺体だったりする。今日、うちの子(2歳)と同じくらいの子どもの頭部だけが、建物の瓦礫から飛び出していて、遺体が取り出せずにいるケースも見た」、という言葉も・・・。
 写真は雄弁に語ってくれると思います。遠からず、支援記録フォト・ギャラリー、ご覧いただけるようにがんばらなくては。
by silkroad_caravan | 2007-06-25 04:21 | パキスタン北部あれこれ
 地雷除去の番組を見て
 偶然、二日続けて、日本で地雷除去機製作に尽力されている方々のテレビ番組を見ました。ひとつは日立さんの話でした。もうひとつは、もっと小さな会社で製作の陣頭指揮をとられる社長さんが、自ら現地で除去機を試され、地雷爆発でご自分の片方の耳の鼓膜が破れてしまった後も尚、奮闘されるお姿でした。

 夫ベーグは、テレビ取材の報道コーディネートで、パキスタン隣国、アフガニスタンへはよく行きます。戦争報道の時もあります。そういった事情から彼はかたわらで、「この機械、素晴らしいんだ!」とか、「山がちで傾斜地の多いアフガニスタンだから、この機械を使用できない土地も多いんだ」「水もないような乾いた大地で、人力で、延々と緊張を強いられる地雷除去の作業をすることがどれだけストレスになるか」などいろいろ、いつものことですが、横で解説しまくります。

   ↓この写真は、小型センサーでの地雷除去作業準備中 カーブルにて ベーグ撮影
 
d0106555_1103982.jpg

 そしてふいに、こんなことを言い出しました。
 アフガニスタン取材に行った時、米軍のハンビー(高機動多目的装輸車両)を取材しようとテレビカメラを向けたとき、米兵から(取材しちゃ)ダメダメ、と身振りで示され、あきらめたそうです。その直後、米兵がそのハンビーから降り、その場で対戦車地雷が爆発した、と。「それって・・・・・・」「3人、米兵が亡くなったよ。吹っ飛んだ」。「・・・遺体は・・・?」「バラバラだよね。あのデカいハンビーも浮いたよ。戦車地雷が数個あったんだろう。黒煙が巻き上がったよ」。

 いつも事後報告でそんな話を、ふいに聞かされます。こうやってテレビを見ている時だったり、打ち合わせでディレクターさんと話をしている時だったり・・・。彼は、あきらかに取材後、私に言わないようにしているわけです、ギャーギャー文句言われますから。その取材は3年ぐらい前で、我が家の娘がまだ0歳だったと思います。子どもが生れてからは、あまり危ない取材には行かない、ということで夫婦で話はしていますが、実際にどれくらい危険な現場のフロントラインまで行っているかは私にはわからない。
 ディレクターのTさんも、危険を承知で行っているとはいえ、さぞ衝撃を受けられたでしょう。テレビ局の社員さんは、社命により、ここまで危ないような現場には行ってはいけないことになっているケースがほとんどですから、ご一緒しているのはフリーランスの方や、一部の、前線まで取材されるのは、ほんの何社かの方たちだと思います。

 さて、その時の話に戻ります。撮影クルーは道にいました。撮影ダメと言われ、あきらめて、ベーグはおしっこでもしようとしていたところだったそうです。道の端に赤い線が引かれており、その外側は地雷原。いつも取材時は、おしっこする場所にとても困るそうです。そしてその時、その戦車地雷が炸裂し、おしっこは衝撃ですっかり体内のどこかにいってしまった、と言いました。
 道にいた、と書きましたが、道を逸れたら命の保証はないのです。道にいるしかないのです。赤い線の外に一歩、踏み出す時、そう、土の上に残った人の足跡にぴったり合わせて歩を進めるしかありません。おしっこするのも命がけということです。

 世界中に地雷は1億個以上、埋められています。被害者の9割が非戦闘員、つまり無辜の民です。そのうち1/4が子どもだそうです。わざとオモチャに似せて作ってある地雷などが、まかれていますし、水を汲みにいったり、薪を拾いにいったりする子どもが犠牲になるのは想像に難くありません。

 私は、自分の娘が生れてから、こういうとき、こんな映像が浮かぶようになってしまったのです。アフガニスタンで、幼いうちの娘が水を汲みに行く。あるいは干ばつで干からびた元畑で、いとこやきょうだいと戯れる。そしてオモチャと見紛う地雷を拾ってしまう、そういった想像です。
 娘は父ベーグそっくりで、アフガニスタン人といえば通じる顔立ちですから、映像でよくみる向こうの幼子と、我が子がダブってしまうのです。被害にあって足を失った少女が、不自由な身体で食事を作っている姿などを見ても、うちの娘が将来、父親の田舎で同じように炊事しているだろう姿とダブるのです。こうして、犠牲になった子の、親や家族の悲嘆が、涙の一滴くらいわずかにしか過ぎないのですが、皮膚感覚で伝わってくるようで萎えてしまう。

 実は私自身、メディアで仕事をしていた時、人から頼まれて、地雷に関する本を日本で出版したカンボジア人の女性を撮影したことがありました。その若い女性は、カンボジアの地雷原で育ち大人になった人でした。小柄なカンボジアの娘さんが手の平に乗せて見せてくれた、安価で作れて、人を殺さず生かして生活を奪う、その地雷のあまりの小ささにショックを受けたように記憶しています。

 パキスタン人のベーグと結婚し、メディアにいたとき以上に、世界の見方がずいぶん変わった私です。2児の母になり、その考えもまたわずかですが多層的になりました。とは言え、できたことって、ほとんどないのが悔しいです。

▼パキスタン現地旅行会社・取材コーディネーションシルクロード・キャラバンHPはこちら
by silkroad_caravan | 2007-06-08 11:02 | アフガニスタンあれこれ



フンザへ嫁ぎ、パキスタン政府公認現地旅行会社&取材業に励む日本人女子が綴る仕事最前線やスローライフ。アフガニスタン取材も得意。Silkrad Caravan Tour, TV Media coverage
by silkroad_caravan
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
弊社は 

シルクロードキャラバン社

現地旅行会社&
取材・コーディネーション
パキスタン政府ライセンスNo.889
PAKISTAN, AFGHAN
テレビ雑誌取材/リサーチ/
通訳/版権交渉/
NGOロジスティクスサポート

旅行業
: フンザの旅/
パキスタン北部トレッキング
/仏教の道/ガンダーラ/
シルクロード/世界遺産/時々イランや中央アジアも
代表アミン・ウラー・ベーグ
Tel: 046-875-1686
タグ
カテゴリ
全体
フンザ
パキスタン北部あれこれ
パキスタンあれこれ
アフガニスタンあれこれ
イランあれこれ
中央アジア
以前の記事
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 01月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 07月
2015年 05月
2015年 01月
2014年 10月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 03月
2014年 02月
2013年 10月
2013年 08月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 11月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 02月
ライフログ
オクサスとインダス
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧