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異常気象2010@パキスタン
異常気象2010として、パキスタンから異常気象を伝えるテレビ討論番組の取材・リサーチ・版権交渉をしているところです。

2010年は、年が明けた瞬間からパキスタンの異常気象に関係する災害に悩まされた1年でした。
氷河から砂漠まで抱える大きな国、パキスタンから感じる異常の数々。
私は氷河地域・カラコルム山岳地域フンザに嫁いでいるため、氷河・山岳地帯の気候風土の異常を感じているこの数年間でしたが、今年はなんといっても7月末に発生したパキスタン全土をうちのめす大洪水に翻弄された後半でした。

今、パキスタンの穀倉地帯を壊滅状況が伝わる映像・写真にとりかかっています。

    冬の入り口で水量が減った川 冬は氷河の融水独特のグリーンがかった色になる
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by silkroad_caravan | 2010-11-29 10:06 | パキスタンあれこれ
シムシャール・トレッキングを終えて、被災地ノーシェラへ
今年最後のトレッキングを終えました。

最後のお客さまは、夫ベーグやうちのガイドたち同様、”人生の一部が旅”になってしまっている山岳ガイドさん(日本人)。こういう方にこそ仕事を忘れ、楽しくのんびりトレッキングを過ごしていただきたいと思っていました。

初冬のシムシャールでヤズギル氷河をトレッキングしたり。現地の結婚式に参加されたり、特別料理を食べてられたり・・・。ご滞在は、私どもの親戚のゲストハウスでした(今や、秘境シムシャールにも立派なゲストハウスがあるのです(涙))。
黄色がまぶしいフンザの紅葉の中もたっぷり歩かれたご様子。写真から私も、薄くて澄み切った空気を思い出してしまいます。
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夫ベーグは、その後、束の間リラックス。パキスタン大洪水で活動中の、日本のNGOメンバーと食事などしていたらしいのですが、今日は、イードで国中祝日ムードが続く中、急な撮影で一路ノーシェラへ!

ノーシェラはパキスタン大洪水の後、被害が甚大だったことで映像や写真が世界中に配信された場所です。
しかし日本の報道に関しては、ほとんどは自衛隊の緊急支援にまつわるムルタンのニュースばかりでした。パキスタンの北部・中央部・南部では、被災の様子がそれぞれ相当、異なるものでしたから、もう少しきめ細かに報道していただきたい、と歯ぎしりしていた私です。

今回は、日本のNGOさんが今もご活躍下さっているノーシェラから、大洪水から4カ月経過のオン・シーンを撮影してきます。

ガイドたちも相変わらず、みな、NGOの仕事でイスラマバード不在の冬の入り口でした。

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by silkroad_caravan | 2010-11-21 13:26 | パキスタンあれこれ
番組宣伝 アフガニスタン ペシャワール会 ETV 
アフガニスタン ペシャワール会のドキュメンタリー放映ご案内です(番組宣伝)

弊社代表ベーグが、日本電波ニュース社さんと共に10年以上、取材に携わらせていただいている、アフガニスタンのNGOペシャワール会のドキュメンタリーが、NHK ETVで放映になりますので、ご案内させていただきます。

d0106555_13272534.jpg■NHK教育テレビ 11月14日(日) 22時~23時■
ETV特集「アフガニスタン 永久支援のために
          ~中村哲 次世代へのプロジェクト~」
NHKホームページ 
http://www.nhk.or.jp/etv21c/index2.html

photo by Silkroad Caravan
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by silkroad_caravan | 2010-11-13 13:36 | アフガニスタンあれこれ
フンザの秘境シムシャールへ ~ドゥイカルでお昼寝~
夫ベーグはトレッキング・ガイドに出発。パスー氷河とバトゥーラ氷河を横断するトレッキングと最奥シムシャールへ。

寒い11月のフンザにトレッキングとは、モノ好きなお客さまもいて下さったものです。
はい、お客さまは知り合いの山岳ガイドさんでした。

今、夫ベーグから電話が入り、ドゥイカルから観るカラコルム高峰群の夕日待ちだとか! 各種ツアーでサンライズ・ツアーとなるドゥイカルですが、「この時期は、サンセット・タイムの方が美しいよ」と申しておりました。

お客さまは昼寝中だとか。
弊社の手配ツアーは自由度が高いのです。なんでもあり?(笑) きっと眠い彼のために、イーグルネスト・ホテルのひと部屋でも借りたのでしょう。
ドゥイカルでお昼寝・・・こういうのも、なんとも豊かなひとときだと思います。
どのお客さまもご旅行の前後はお仕事が大変な多忙だと思います。今回のお客さまも、成田ご出発前日まで、ご自身がツアーの同行ガイドをされていらっしゃったので、プライベートでの念願のカラコルムご到着に、ほっとひと息されていらっしゃるのでしょう。
                              ギルギットのカールガーの磨崖仏
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ところで、夫ベーグは数日前にシムシャールからイスラマバードに帰ったばかりでした。
叔父の長女(ベーグのはとこ?)がシムシャールに嫁ぎ、結婚式だったのです。
再び、パスー、シムシャールにとんぼ帰り。
首都イスラマバードで高等教育を受けた娘が、秘境シムシャールに嫁ぐ時代になりました。桃源郷が刻々変貌することを感じざるを得ません。

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by silkroad_caravan | 2010-11-11 17:04 | フンザ
フンザ物語 ~ワハーンの子どもと母の愛(今日の一枚)
d0106555_15175394.jpg夫ベーグが、なにやら写真を見てゲラゲラ笑っています。親せきがアフガニスタンのワハーン回廊に行って来たそうで、写真がたくさん送られてきたのです。WWF(世界自然基金)のリサーチでした。

夫自身10年前、世界初撮影になるワハーンのテレビドキュメンタリーを作るため、馬とヤクで渡りました。

世界の中でも秘境中の秘境。しかし、国境を挟んでいるとはいえ夫たちの同民族が暮らし、私たちにとっては身近なワハーン。


さて、この坊や。
カメラというものの存在を知らぬ無垢な目がまっすぐこちらを見ています。
ちょっとカメラが怖いのかもしれませんね、かたまって直立不動です。

そして夫が何を笑っているのかといいますと・・・。
「このお母さんはさぞかしキレイ好きなんだろうねぇ。この”前かけ”がいいじゃないか!」
これは伝統ではありませんから、いつも仕事が忙しく一緒に居てあげられない母親が、オリジナルで”前かけどめ”を作り、布でとめてあげたのでしょう。
うん、これなら鼻水も拭けるし、お口のまわりも拭けるね!

超乾燥地帯で自給自足。毎日、洗濯できるほど女性に余裕のある土地柄ではありません。高温多湿の日本と違い、そこまでまめに洗濯する必要もありません。もちろん洗濯機はなく、すべてパリッとしているとは言い難いのがフンザの子でありワハーンの子。もっともフンザ人は「ワハーンと一緒にしないで」と言うでしょうね(笑)。ワハーンのような田舎と違うよ・・・という意味です。秘境の人がさらに秘境の人にそう思うところが可笑しな話なのですが。

実際、ワハーンの生活はより苛酷ですから、私には、この傍らに居られない母親の生活ぶりも目に浮かぶのです。

帽子は民族帽で既婚女性がかぶるものですが、子どもがかぶることもあります。
女性は日常的にかぶるこの帽子に縫い針を刺しており、何かあったらすぐ縫物ができます。中央アジア・タジク人の知恵なのです。布の端には小さく刺繍もほどこされているのが見てとれます。伝統刺繍だと思います。(私も同じような刺繍の施された手作りハンカチをたくさん持っています)。

この坊やの母親も、そうやって”前かけどめ”を縫い、ありったけのボタンもお洒落に縫いこんでみたのでしょう。

そして、この坊やの長靴。
日本の子どもも幼児期の一時期、長靴が大好きで、雨に関係なく毎日履くことがありますが、きっとこの子もそうなんでしょう。脱ぎ履きもラクだよね。

ゲラゲラ笑う夫も、似たような幼児期があり、懐かしい気持ちがあるに違いないのです。そこにいるのは”昔の自分”ということです。

私は、この坊やと似たような顔立ちをした男児をひとり育てています(息子です)。民族が同じですが、この坊やと息子、顔や髪型は似ているものの他に似ているものといえば、とりあえず・・・・・・”長靴好き”ぐらいかな。

子の愛らしさと共に、ワハーンの母の愛情をいっぱいに感じる1枚でした。
それは子をずっと膝に乗せておきたくてもできない、放牧や農耕と・・・多くの仕事を抱えたワハーンの母の切なさとともに。

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by silkroad_caravan | 2010-11-10 14:56 | フンザ



フンザへ嫁ぎ、パキスタン政府公認現地旅行会社&取材業に励む日本人女子が綴る仕事最前線やスローライフ。アフガニスタン取材も得意。Silkrad Caravan Tour, TV Media coverage
by silkroad_caravan
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現地旅行会社&
取材・コーディネーション
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PAKISTAN, AFGHAN
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通訳/版権交渉/
NGOロジスティクスサポート

旅行業
: フンザの旅/
パキスタン北部トレッキング
/仏教の道/ガンダーラ/
シルクロード/世界遺産/時々イランや中央アジアも
代表アミン・ウラー・ベーグ
Tel: 046-875-1686
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