ここのところ、ブログが書けないほど、忙しく過ごしています。
今年は、国境を越える旅が多く、手配難易度も高く、大使館へ行ったり、お客さんと打ち合わせに行く以外はデスクにかじりついています!
今年も、パキスタン北部を抜けて中国シルクロードのグループ・ツアーを進めているですが、打ち合わせの席上、お客様のリーダーが持っていらした本をご紹介しましょう!
岩波新書
『西域 探検の世紀』
金子民雄 著
本の帯より ~100年前、探検・発掘に沸くシルクロードは情報戦の部隊だった!~
そう、20世紀初めをピークに、各国の名だたる探検隊が夢中になった西域は、同時に、イギリス・ロシアの熾烈な勢力争い「グレイト・ゲーム」の舞台でもありました。
そしてある意味、このグレイト・ゲームは911同時多発テロ事件を経て、いまだ続いているともいえましょう。
当事国としては言いたくないセリフですが、日本の読者の方には引き込まれるであろうスリリングな歴史です。
リーダーさんに「他のグレート・ゲームの本もご紹介しましょうか?」と申しましたところ、「僕はこれ一冊でいいの!(充分)」とおっしゃっていました(笑)。
この本を片手に、ラホール出発、パキスタン北部経由中国シルクロード1800キロぐらいになるでしょうか~お客さまの旅をご案内する予定です。熱い夏です!
▼パキスタン旅行会社・取材コーディネーション
シルクロード・キャラバンHPはこちら